第2回全日本階級別空手道選手権大会
平成16年12月5日
東京都中央区立総合スポーツセンター
主催・国際空手道連盟 極真会館 東京都極真空手道連盟


1月に続いての東京都極真空手道連盟(極真連合会)主催の第2回全日本大会にはMACから4名が参加した。

重量級に出場のベテラン・加川岳彦(本部)は、2回戦で優勝した石井選手(極真小嶋)に飛び後ろ回し蹴りをもらい、悔しい一本負けとなった。

中量級には、井上聡(埼玉中央支部)と吉浜恭介(本部)の期待の若手が出場した。
吉浜は、1回戦で武神カラテオールジャパンカップ軽中量級準優勝の鈴木選手(啓心館)を敗り、2回戦も良い動きを見せたが延長で抱え込みのヒザ蹴り2回で減点1となり惜しくも敗退した。まだ17才なので今後の活躍に期待したい。

井上は、再延長で三ケ嶋選手(極真城南)、延長で宇田川選手(極真小嶋)等の強豪を敗ってベスト8まで進出したが、足のダメージがひどく準々決勝は合わせ一本負けとなった。
最近は安定して上位に行く井上だが、延長が多い為、ダメージを少なくする戦いかた(本戦決着)が課題となった。

軽量級に出場した田中正明(埼玉中央支部)は、2回戦で清武会全日本ウエイト制大会軽量級第3位の渡部選手(極真増田)を退け、準決勝では多才な足技を見せ数々の全日本ジュニア大会で優勝している大石選手(大石道場)をも圧倒して決勝進出!
決勝は、中部の強豪道場・桜塾所属の彦坂選手との対戦となった。今回、好調な動きを見せる田中の内蹴り・左下段蹴り・左中段蹴りが適格に入るが、彦坂選手は中々崩れない!
本戦後半やや有効かと思われたが引き分け!しかし、延長で僅差の判定勝ちで嬉しい全日本大会初優勝となった。

今回、全日本指定強化選手の合同稽古をしたのは1週間前だったが、「チームMAC」としての良い流れが出来たような感じのMAC選手の闘い振りだったように思います。
お疲れさまでした。


結 果
○一般男子軽量級・優勝=田中正明(埼玉中央支部)