第7回全日本マスターズ空手道選手権大会
11月2日(日)
京都武徳殿
主催・新極真会


マスターズ
準優勝
大野太士
(本部)

初の素手試合に挑戦した大野太士さんは、フルコンタクト43才以上の部に出場!翌日は愛知において審査会なので子供達6人と、渡辺代表、龍隆雄、本田裕之が応援セコンドとして京都に入りました。

大野さんも大きいが、1回戦から相手は185cm85kgの黒帯でどうなるか・・ちょっと不安からのスタートです。しかし、動きは固かったが得意のヒザとパンチで圧倒し優勢勝ち、2回戦はもつれた時に相手が足をひねったみたいで戦意喪失で一本勝ちし、いよいよ3回戦で去年の準優勝者との対戦となりました。
ミドルやローを中心とした大型選手(174cm88kg)で時々ハイも出せるバランスの良い選手でした。

大野さんも1〜2回戦を戦って身体もほぐれたので調子は良い状態です。
ヒザと下突きを中心で間合いを潰さないとミドル・ハイ、ロングのパンチが来るので本田くんとの軽いシュミレーションが功を奏したのか、ボディーを効かせる事に成功、後半は押しまくって優勢勝ち!しかし、胸には相当なダメージが・・?

いよいよ準決勝・・ここまで来たら「優勝」とがんがん前に出て圧倒の優勢勝ち!
そして、決勝戦は何と同じ関東からの武心塾の白濱隆一郎選手(166cm68kg)です。大会前、加藤師範と「レベルが高い大会」とか「頑張りましょう」とか話をしていて、以前MAC本部にも交流練習会に来ていた知っている選手です。
白濱選手は技の上手い選手で順調に勝ち上がって来ていました。失礼ですが、とても50才には見えない若々しい動きを見せる強い選手です。

しかし、ここまで来たらパワーと体格を利したヒザでがんがん行くしかありません。
動かれるのは予想しましたが、動きながらのパンチの連打が必要以上に大野さんのスタミナを奪っていきます。本戦1−2引き分け、延長0−2で引き分け、再延長0−4で白濱選手の優勢勝ちです。常に前に出たのは大野さんでしたが、周り込みや手数で相手の上手さが際立ち勝利には繋がらなかったのは残念です。

しかし、初のシニア全日本クラスのレベルの高い大会での準優勝は素晴らしいものでした。
白蓮の全日本やルーキーやカラテチャレンジの出場選手と一緒にハードな稽古を積んだ結果が出た感じです。
MACの40代50代のシニア世代の大きな目標となりました。
まだまだ、仕事に影響がない範囲でみんなの目標・模範となって引っ張って行ってもらいたいものです。お疲れさまでした。