空手道MAC 第2回カラテチャレンジ・チャンピオンシップ2002
2002年3月17日
横浜市平沼記念体育館

クラス
優勝
準優勝
第3位
第4位
軽量級
(65kg以下)
小川優也
(武心塾)
内田友和
(昭武館)
新井和義
(白蓮会館)
菅 和義
(MAC)
中量級
(75kg以下)
加藤大貴
(MAC)
中島一也
(MAC)
西袋幸司
(MAC)
丹羽大輔
(MAC)
重量級
(76kg以上)
小林寛明
(MAC)
久保田 亘
(士道館)
福原 昇
(武心塾)
渋谷克明
(大和道場)

■観戦記
空手道MAC主催の一般上級者大会「第2回カラテチャレンジ・チャンピオンシップ2002」は、晴天の3月17日(日)横浜市平沼記念体育館にて行われた。
昨年の第1回大会は正道会館、白蓮会館、西山道場、武心塾、北峰会が上位に進出し、MAC勢から優勝者は出ず、巻き返しに期待したい所であった。

軽量級は、昭武館の内田友和と武心塾の小川優也が頭一つ抜きん出ていた。
MAC期待の菅和義も昨年3位の東田(正道会館)、近藤(フリー)を敗った所で力尽き準決勝棄権となり、内田が決勝進出。一方、小川も余力を残し決勝へ進出した。

決勝は本戦は内田の積極果敢な攻撃に小川が防戦になる場面も見られた。
しかし、延長で逆転の盛り返しを見せた小川が嬉しい初優勝となった。

中量級は、MAC勢が文字通り大活躍となった。今大会出場の為に稽古を一緒にして来た4人がベスト4独占という形となった。昨年優勝した北峰会からの手嶋や西山道場の宇田、對馬、相良、五本木等を僅差で凌いだ試合は大いに盛り上がる熱戦だった。

決勝には昨年3位の加藤大貴が西袋幸司を僅差で敗り進出。一方からは大活躍の18歳、丹羽大輔を下した中島一也が加藤の前に阻む形で進出した。

決勝戦は、前半中島、後半加藤有利で進み、延長戦で加藤が先輩の意地を見せ中島を押切ってプレッシャーを超えての初優勝を遂げた。

重量級は、80kg以上の重量感あふれる戦いとなり、準決勝に進出したのは、宮城から参戦の渋谷克明(大和道場)と昨年3位の小林寛明(MAC)、そして、福原昇(武心塾)、久保田亘(士道館)の4名である。
まずは、渋谷のローキックと小林のヒザ蹴り対決となり、小林が前に出て勝利し、続く福原に対しての久保田は長身を利した大きな攻撃で圧倒した。

決勝は久保田有利かと見られていたが古傷が悪化したらしく、小林が一方的にヒザ蹴りで前に出る展開となりそのまま試合終了。悲願の初優勝となった。

全体的に、レベルはかなり接近しており僅差判定が多かった事もあり第3回大会がより一層好勝負が期待される事でしょう。今後の、この大会が東日本におけるウエイト制オープントーナメントとして、選手にとっての良い目標となる大会を目指したいと思います。