昇段昇級審査会

2009年3月15日(日)
本部道場(少年部)、横浜国際プール多目的ホール(一般部)

晴天の中、春の恒例の昇級審査会が本部道場で行われた。午前中の少年部は通常より人数が少なかった事もあり、静かで緊張した雰囲気で行われ、田代和也が一級昇級し、とても感動的にものとなった。

午後からは、場所を横浜国際プール多目的ホールに移動して一般部の昇段昇級審査会が行われた。

空手道MACでは、少年部(小学生以下)では茶帯(一級)までとし、中学生以上からでないと黒帯は許されていません。
今回は、若い10代の昇段昇級が実現しました。大野絵実菜初段は、中学2年、ハンドボール部に所属し、塾も含め忙しい中での空手修行でJKJO全日本2連覇、ジャパンカップ3連覇など最高の試合実績も誇る女の子です。でも、天
然と楽しい雰囲気の絵実菜は、今回の昇段審査会での真剣さと、女性陣や、同門のまどかや彩夏たちとの友情溢れる連続組手は見る者に感動を与えました。
田中良明初段は、大きな身体に似合わず、シャイで恥ずかしがりや、おとなしい性格の中学2年生です。「ぴっぴ」の愛称で、先輩後輩から慕われています。
ジャパンカップでも強豪選手を次々に撃破し、2年振りの優勝を遂げての挑戦でした。安堵した大会終了後からの審査直前までは、基本・移動・型を先生たちに注意され続け、受けたくないという時期もあったと思います。でも、頑張りました。中学2年にはキツい黒帯先輩たちの連続組手の洗礼に立ち向かい、自分を震いたたせる大きな声を最後までだ
しての黒帯取得となりました。
山嵜智世初段は、狭山道場初の黒帯取得であり、中学3年最後の春の嬉しい昇段です。智世は、JKJO全日本優勝、ジャパンカップ2連覇などの実績は勿論ですが、石島先生の補佐として狭山道場の指導のお手伝いもする後輩思いで、みんなから慕われる礼儀正しい中学生です。昇段者挨拶では、見学者に感動の涙を誘う挨拶でした。
ランゲユウイ初段は、ドイツと日本国籍を持つインターナショナルハイスクールの3年生です。3カ国語が出来、イケメンで、バンドはプロ級、空手も強く、現在は仲町台道場で指導もしていて子供たちにも大人気の高校生です。
今後、この4人は一般全日本でも必ずや活躍してくれて、道場稽古では、後輩たちの模範になってくれる事を信じています。
また、ほかの昇級者たちも真剣に空手の稽古をしている事が伝わったとても良い審査会だったと思います。
13時40分から開始して終了は17時30分を過ぎるという長丁場となりましたが、皆さんお疲れさまでした。
そして、昇段昇級した方たちはおめでとうございます。

○初段合格者
大野絵実菜(本部)
田中 良明(本部)
山嵜 智世(埼玉西)
ランゲユウイ(本部)

○一級合格者
的場 彰太(奈良)
前田 篤秀(奈良)
松本 佳洋(三鷹)
嶋岡 紘志(奈良)
川瀬 早月(小牧)
田代 和也(本部)

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